研究発表会 臨時卒業証書授与式
小学部2年生は,「お金を通してパキスタンを知る」「パキスタンの子どもたちが,えがおになるために」「安心・安全な家づくりin Pakistan」と題して発表しました。昔話をするおじいさん・学校の先生・ニュースキャスターという役になりきって,一生懸命に伝えようとする姿が大変印象的でした。
小学部4年生は,「すごい!パキスタンミュージック&ミュージシャン」「びっくり!パキスタンダンス&ダンサー」と題して,自分たちの好きな音楽やダンスについて研究を深め,バイオリンの演奏やダンスを披露しました。とても生き生きとした表情で,参観者の目をくぎ付けにしました。
小学部5年生は,「パキスタンの人と仲良くなる方法」と題し,一つのサッカーボールを通して現地の人たちと交流し,そこから得られた経験や,今後に生かしていきたいことを発表しました。交流をイメージしたサッカーボールのデザインを考え,それをプレゼントしたいというアイディアに,参観してくださった方々も感心しました。
中学部1年生は,「カラチがきれいになるために」と題し,パキスタンのゴミ問題の現状や,紙やプラスティックの再生技術でパキスタンに貢献している日本人の紹介をしました。「私たちに,何ができるのか」を問いかける,さすが中学生と思えるような発表でした。
中学部3年生は,修学旅行特別報告会「Let's go to ○○○○」と題し,12月に実施した修学旅行での活動報告をしました。「百聞は一見に如かず」をめあてに,アブダビで目のあたりにした様々な「すごい!」を分かりやすく伝えました。中学部らしく,聞き手を意識した話し方・伝え方は,小学部の模範となるような発表でした。
今回の研究発表会は,多くの人の前で話す機会の少ない子どもたちにとって,大変貴重な経験となりました。
発表会後には,入試のために早期帰国することになった中学部3年生の卒業証書授与式を挙行しました。
校長先生からは,
『外柔内剛…周囲には優しさを,そして,いつも心は強く。君の姿、そのものでした。』というお言葉を書にしたため,卒業生に贈りました。
厳粛な雰囲気の中で,卒業生の別れの言葉…
『大変なこともあったけれど,毎日がとても楽しかった。これもみんなのおかげです。ありがとう。』という内容でした。
KJSに残る仲間は,去り行く友の姿をじっと見つめ,その瞳から涙が止まりませんでした。いつまでも,どこにいても,私たちはエールを送り続けます。
子どもたちの頑張る姿を見守り,見送って下さった,在カラチ日本国総領事様をはじめとしたご来賓の皆様,日本人会の皆様,保護者の皆様,誠にありがとうございました。KJSは,今後も一致団結して頑張ります。
今後も,皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いします。
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