感染症や健康についての講演会
今日は、感染症や健康についての講演会がありました。講師は、イスラマバード大使館 医務官 岡本洋幸様でした。KJSからの依頼で快く引き受けてくださいました。オンライン講演です。
海外で多い疾患について具体的に説明してくださいました。例えば、デング熱の症状(特に9月から10月に多い)や30〜50%の人が下痢になることや、ノロウイルス、狂犬病などの話でした。そして、それを避けるためには、生水や氷の入った飲み物を飲まない事や、可愛いからといって、動物に触れることを避けるなど、自分たちでできることの大切さを、教えていただきました。
ヨルダンでの難民キャンプや難民の方々の教育についての話もありました。4年生以上の児童・生徒は、メモをとって真剣に聞いていました。学校で学べるありがたさやその国の文化・環境を知ること、外国語を習得することの大切さなどを知りました。
最後は、質問コーナーでした。感染症を避けるための注意、輸血について、洗濯物は、PM2.5の情報を聞いて、なるべく部屋干しや空気清浄機を利用したほうが良い話、飛行機酔対策など沢山の具体策を教えていただきました。保護者の皆様も、メモしたり写メしたり興味深く聞いておられました。
岡本先生の話は、具体的でわかりやすやすかったので良かったと子ども達や保護者からとても好評でした。岡本先生が、おっしゃるように将来、この海外生活を活かして、答えのない問題にぶつかった際にサバイバル能力をもてる人間になってほしいと願います。
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