離任式
「我らの学舎は 歳を経て 栄え来ぬ」
私たちが大切にしている校歌の1番にある一節です。卒業式の後は,この歌詞のように,長い歴史を誇る本校のバトンを繋いでくれた先生方の離任式です。この日で,校長先生と2人の先生がカラチでの任期を終えられました。
卒業式から引き続き,来賓の皆様にもご臨席をいただくとともに,オンライン中継で日本にいる多くの関係者の皆様に見守られている中で,式が執り行われました。
先生方からは,児童生徒や関係者の皆様に向けて心のこもった惜別のメッセージをいただき,先生方との別れの寂しさに,涙を流す児童生徒の姿も見られました。
代表の児童は,楽しかった日々を思い起こしながら,1人1人の先生方へ感謝の言葉を述べました。言葉の途中から,先生方と過ごせなくなる寂しさが押し寄せてきて,大粒の涙が溢れてきました。
別れと出会いがつきものの本校が大切にしている言葉は,「さようなら」ではなく,「また会おうね」です。
離れるのは距離だけです。カラチ日本人学校でつながった心は,今日の澄んだ青空のように,世界中のどこにいても,いつまでもつながっています。
本日をもって,本校の今年度の教育活動は終了しました。
「我らの学舎は 清しかれ 何時までも」
校歌の3番の一節にあるように,帰任される先生方が築いてきた学校を来年度もさらに発展させていきたいと思います。
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