ウミガメを観察しよう!!
1月7日(金)の夜,カラチ市郊外の浜辺へウミガメの観察に出かけました。
車で1時間ほど移動し,ウミガメの保護活動を行っている,SHINDH WILDLIFEの事務所を訪問しました。ウミガメの生態や保護活動の実態について説明を聞いてから,生まれて2〜3日の子亀や,およそ1歳の子亀に触れさせてもらいました。
次に,卵を保護している場所へ移動しました。ウミガメが実際に産んだ場所からこの保護地域に置くのは、野犬などが掘り起こして食べられてしまうからだそうです。砂をのぞいてみると,生まれたばかりの子亀たちが元気に動いていました。その後,その子亀たちを,海へ放流しました。子どもたちは,「元気に育ってね。」「がんばって海を泳いでね。」「大きくなったら,またこの砂浜に戻ってきてね。」と願いをこめて放流していました。
その後,ウミガメが砂浜に上がってきているという連絡を受け,その場所へと向かいました。産卵はしていませんでしたが,ウミガメの様子をみて子どもたちはその大きさに圧倒されていました。もう1ぴき,近くで産卵の準備をしているウミガメがいるという情報がありましたが,前日の雨の影響で砂が硬く,穴を掘るのに2時間くらいかかるだろうとのことだったので,残念ながら産卵の現場を見ることは諦めて学校へと戻りました。
残念ながら,産卵の現場を見ることはできませんでしたが,子亀の放流や大きなウミガメの観察ができ,充実した体験になりました。今後,総合的な学習の時間で,学習のまとめを行い,自然保護に対する考えを深めていきたいと思います。
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