修学旅行1日目
本校では,隔年で修学旅行を行っており,今年度は実施年度でした。コロナ禍でも実施できる形を模索し,カラチ市内を巡る1泊2日の行程で修学旅行が実現しました。参加したのは,小学部5,6年生と中学部です。スローガン「みんなで探そう カラチの楽しさ」を掲げ,学習面も生活面も目標をもって臨みました。
旅行のスタートは「国立博物館見学」です。事前にインダス文明やガンダーラについて学習をしてきたため,貴重な展示物の数々を,興味をもって見学していました。
次に訪れた「ジンナー廟」は,パキスタン建国の父,ムハンマド・アリー・ジンナーに対するパキスタン国民の畏敬の念が感じられる場所でした。近くのショッピングモールで昼食をとったあとは,「在カラチ日本国総領事館」へ。磯村総領事様からお話を聞いた後,館内の見学をさせていただきました。外国で働くということや,外国で生活することについて,一人一人が自分の考えを深めることができたようでした。
そのあとは,「アラビア海クルージング」です。10人乗りのボートに乗って,夕暮れのアラビア海を遊覧しました。猛スピードや急旋回というスリリングさと,太陽と水面が織りなす美しい景色が心に残る活動でした。
1日目の活動を終えて,ホテルにチェックインしました。楽しい時間はまだまだ終わりません。ホテルの温水プールで遊び,その後は,和食レストランへ。本格的な和食に,子どもたちは大喜び。感動の声が上がっていました。
学習する場面では,メモをとりながら熱心に学び,集団行動の面では,お互いに意見を出し合いながら,みんなが楽しめるように考えて行動する姿が見られました。夕食後のミーティングでは,スローガンである「みんなで探そう カラチの楽しさ」を意識して行動できたという振り返りの言葉を聞くことができ,子どもたちの大きな成長を感じました。
0コメント